タグ別アーカイブ: 季節もの

春をさがしてみた。

ずいぶん暖かくなってきました。

小学生の息子は冬休み、宿題を見ると「春探し(をしよう)」という項目があるのですね。
外で遊ばせようという学校の思惑なのかわかりませんが、桜とかつくしとか分かり易いものってここら辺ではむしろゴールデンウィークのものですよね。

でも折角なのでオヤジが入れ知恵を授けてこんなことをやってみました。

題して、「白樺の樹液を取ってみよう。」

説明すると・・・
高原の象徴、白樺。その白樺が春に雪解け水を吸い上げて芽を吹きます。その吸い上げる樹液のことです。若干白く色がつき、ほんのり甘味のある樹液水は、豊富なミネラルや今話題のキシリトールを含み抗菌作用があります。古くから北欧、ロシア、アイヌの北国の先人達はこの樹液水を春の自然の恵みとしてありがたく飲む習慣がありました。そして飲み水としてだけではなく、ゼリーにしたりカクテルの割水にしたり煮詰めてシロップにしたりするようです。また、最近ではお肌のトラブル対策に化粧水としても使われています。
いろいろな効能のある白樺妖精水ですが、年中採れるわけではなく春先のわずかな期間だけしか採れません。一斉に吸い上げ3週間たらずでピタッと止まってしまいます。なぞを秘めた貴重な自然の恵みなのです。

【白樺妖精水HPより抜粋】
と言うわけで知る人ぞ知る春の代名詞なのですね~

さっそく目を輝かせる子供を連れて行って来ました。

(あの木を目指せ!!)
DSC_0068
(白樺、諏訪にもよく気を付けていると結構自生しているものなんです。
ただあんまり道路に近いところではなんだか体に悪そうなのでそれなににロケハンが必要でした。)

さて・・良さげな木が見つかればあとはびっくりするくらい簡単です。
幹にドリルで穴を開け、自作したホース付きペットボトルのホースを突っ込む!
すると
DSC_0072DSC_0073
透明な液体が5秒に一回くらいでぴちょん、ぴちょん、と流れでてきます。

(全体像)
DSC_0076

結構、目に見えて出てくるとは言え少量なのでそのままにして次の日に回収に来ます。

 

ジャジャーン!DSC_0089

たっぷり採れました(^O^)

さっそく試飲してみます。

びっくりするくらい普通の水でした。

そこはかとなく甘味がするのが奥ゆかしいような物足りないような。
水場が近すぎて薄かったのか?
う~む

何回か他の所でも試してみようと思います。

取り敢えず、春の行事としては面白いと思いますので、皆さんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?